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一級建築士 製図のエスキス時間配分|終わらない人へ

一級建築士 製図のエスキス時間配分

いつもご覧いただきありがとうございます。

「自由な建築家に」建築家兼起業家を目指すT.Tです。

T.T
T.T

製図試験のエスキスについて、実務の目線から整理します。

トラちゃん
トラちゃん

エスキスがいつも時間内に終わらない。

トラちゃん
トラちゃん

本番でどう時間を配分すればいいのか知りたい。

と悩んでいる方に

病院や学校を多く手がける組織設計事務所で働く一級建築士の私が

一級建築士の設計製図試験におけるエスキスの時間配分について、実務の視点から解説します。

  • エスキスに時間がかかりすぎてしまう人
  • 本番のタイムスケジュールを決めきれていない人
  • 製図の練習はしているが得点が伸びない人

次のいずれかに当てはまる方は、ぜひ最後までご覧ください。

今回の記事でわかること
  • エスキスに時間がかかる原因の整理
  • 条件文の読み方の工夫
  • 時間配分の基本的な考え方
  • 本番を想定したタイムテーブルの組み方

エスキスの時間配分を見直すきっかけとして、参考にしていただければと思います。

それでは、順に見ていきます。今回は下記の順に整理しました。

話の流れ
  1. エスキスに時間がかかる原因
  2. 条件文の読み方の工夫
  3. 時間配分の基本的な考え方
  4. 本番のタイムテーブルの組み方

 エスキスに時間がかかる原因

製図試験でエスキスに時間がかかる原因は、いくつかのパターンに分かれます。

多いのは、課題文の読み取りに時間をかけすぎるパターンです。

条件を丁寧に読むこと自体は大切ですが、読み込みすぎると手が止まります。

もう一つは、ゾーニングの案を何度も作り直してしまうパターンです。

一案目で決めきれず、二案目、三案目と検討を重ねるうちに時間が過ぎていきます。

学科の勉強法についても、以前の記事で整理しています。

『一級建築士』学科の必勝パターン

製図でも考え方は同じで、決めた手順を淡々と進める姿勢が時間短縮につながります。

ゾーニングの案は、一案目である程度まで進めてから修正する方が、時間を無駄にしません。

ただ、条件を読み違えたまま進めると、後半で大きな手戻りが発生します。

読み違えを防ぐ工夫と、時間をかけすぎない工夫を、両立させる必要があります。

【体験メモ】

質問: 本番の試験で、エスキスに実際何分かけましたか。時間内に収まりましたか。

T.T: エスキスにはおおよそ2時間前後を目安にしていました。条件整理に時間をかけすぎず、早めに手を動かすことを意識していました。

 条件文の読み方でつまずかないために

条件文を読む段階でも、時間を使いすぎない工夫があります。

私が意識していたのは、条件文に直接書き込みながら読む方法です。

部屋の面積や階数などの数値には、線を引いて印をつけます。

特に注意が必要な条件には、マークを変えて目立たせます。

一度で全てを覚えようとせず、後から見返せる状態にしておきます。

こうしておくと、ゾーニングの途中で条件を確認する時間が短くなります。

もう一つ意識していたのは、条件を分類しながら読むことです。

必須の条件と、望ましいが必須ではない条件を分けて考えます。

必須条件を満たすことを優先し、望ましい条件は余裕があれば取り入れます。

この分け方をしておくと、時間が足りなくなったときの判断が早くなります。

条件文の読み方は、練習を重ねるほど自分なりの型ができてきます。

早い段階で型を決めておくことが、結果的に時間短縮につながります。

【体験メモ】

質問: 条件文の読み方や書き込み方で、工夫していたことはありますか。

T.T: 重要な数値には赤で線を引き、見落としやすい条件には別の色でマークをつけていました。色を分けるだけで、ゾーニング中に確認する時間が短くなりました。

 時間配分の基本的な考え方

設計製図試験の試験時間は6時間30分です。

この時間を、エスキス、作図、記述の3つに大きく配分します。

一般的な目安は、エスキスに2時間前後、作図に3時間前後、記述に1時間前後です。

残りの時間は、見直しや微調整の余白として確保しておきます。

大切なのは、エスキスに使う時間の上限をあらかじめ決めておくことです。

上限を決めずに進めると、気づいたときには作図の時間が足りなくなります。

私は、エスキスの中でも工程ごとに区切り時間を設けるようにしていました。

条件整理、ゾーニング、動線計画、面積チェックのように工程を分けます。

工程ごとに時間を区切ると、どこで時間を使いすぎたかが把握しやすくなります。

工程ごとの時間配分は、練習を重ねる中で微調整していきます。

得意な工程は短縮し、苦手な工程には時間を多めに割り当てます。

この配分は人によって異なるため、自分の記録をもとに決める必要があります。

決めた配分は、模試のたびに見直して精度を上げていきます。

一級建築士を取り切れる人の特徴についても、以前の記事でまとめています。

一級建築士を取り切れる人の特徴は?

時間管理も、合格しやすい人に共通する習慣のひとつだと感じています。

 本番のタイムテーブルの組み方

タイムテーブルは、本番の前に自分の手順に合わせて作っておきます。

過去問や模試を解いた記録をもとに、工程ごとの所要時間を書き出します。

記録を積み重ねると、自分がどこで時間を使いやすいかが見えてきます。

例えば、面積チェックに時間がかかる人もいれば、断面の検討に時間がかかる人もいます。

弱点になりやすい工程がわかれば、そこにあらかじめ余裕を持たせておきます。

本番では、時計を確認するタイミングも決めておくと迷いが減ります。

エスキス開始から30分、1時間、1時間30分の時点で、進み具合を確認します。

予定より遅れている場合は、その時点で判断を割り切ることも必要です。

完璧な案にこだわりすぎると、作図の時間を圧迫してしまいます。

ある程度のところで手を動かし始める判断力も、時間配分の一部だと考えています。

タイムテーブルは、紙に書き出して試験当日に持ち込めるように準備しておきます。

本番の試験では、緊張から普段の感覚とずれることもあります。

そうしたときこそ、決めておいたタイムテーブルが判断の基準になります。

感覚に頼らず、時計と手元の記録で進み具合を確認する習慣が役立ちます。

【体験メモ】

質問: 本番のタイムテーブルは、実際どのように組んでいましたか。工程ごとに何分くらいでしたか。

T.T: 条件整理に30分、ゾーニングに40分、動線と面積の確認に50分というように、工程ごとにおおよその時間を決めていました。

 まとめ

今回は一級建築士の設計製図試験におけるエスキスの時間配分について解説しました。

エスキスは、条件を読み解く力と、時間内に手を動かす判断力の両方が必要な工程です。

どちらか一方だけでは、本番の6時間30分をうまく使い切れません。

条件文の読み方、工程ごとの時間配分、当日のタイムテーブルは、それぞれ独立した課題ではありません。

一つを整えると、他の工程にも余裕が生まれるという関係になっています。

時間配分の型を先に決めておくと、当日の迷いをかなり減らせます。

時間配分の型は、模試や過去問を繰り返す中で少しずつ精度が上がっていきます。

早めに自分の型を作り、本番までに何度も検証しておくことをおすすめします。

エスキスの時間配分を見直すきっかけとして、参考にしていただければと思います。

講座によっては、製図対策のカリキュラムが体系立てて用意されています。

一級建築士の講座は、まず資料請求から始めるのが確実です

今回の記事は以上です。ここまでお読みいただきありがとうございました。

参考になりましたら、シェアしていただけると嬉しいです。

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まとめ記事

一級建築士の勉強法は、学科から製図までの全体像をこちらにまとめています。

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