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「自由な建築家に」建築家兼起業家を目指すT.Tです。

一級建築士の勉強法について、学科から製図までの全体像を一本に整理しました。

何から手をつければいいのか、順番が分からない。

働きながらだと、どこまで手を広げられるのか不安がある。
と悩んでいる方に
病院や学校を多く手がける組織設計事務所で働く一級建築士の私が
一級建築士の勉強法について、学科から製図までの全体像を解説します。
- これから一級建築士の勉強を始める人
- 働きながら合格を目指している人
- 勉強の順番や優先順位に迷っている人
次のいずれかに当てはまる方は、ぜひ最後までご覧ください。
- 一級建築士試験の全体像と配点
- 学科の勉強の組み立て方
- 科目ごとにつまずきやすいところ
- 設計製図試験の準備の進め方
- 独学と講座の選び分け
これまで書いてきた記事を、勉強の順番に沿って並べ直したものです。
それでは、順に見ていきます。今回は下記の順に整理しました。
- 一級建築士試験の全体像
- 学科の勉強をどう組み立てるか
- 科目ごとにつまずきやすいところ
- 設計製図試験の準備
- 独学で進めるか、講座を使うか
一級建築士試験の全体像
一級建築士試験は、学科の試験と設計製図の試験の2段階に分かれています。
毎年7月の学科に合格した人だけが、その年の10月の設計製図に進める仕組みです。
学科は5科目で構成されており、合計125点満点という配点になっています。
- 学科I 計画 20点
- 学科II 環境・設備 20点
- 学科III 法規 30点
- 学科IV 構造 30点
- 学科V 施工 25点
法規と構造の配点が大きく、この2科目を固めることが総合点に直結します。
このうち学科III(法規)を解答する場合に限り、法令集を2冊まで持ち込めます。
さらに設計製図の試験でも、法令集を2冊まで携行できる扱いになりました。
いずれも建築技術教育普及センターの「試験当日の注意事項」に明記されています。
試験制度は数年単位で変わるため、受験する年の受験要領を必ず確認してください。
質問: 受験していた当時、試験制度や携行品の変更はどこで知りましたか。情報源として信頼していたものはありますか。
T.T: 制度の変更は、公式の受験要領を一次情報として確認していました。講座や周囲から聞いた話は、必ず公式の記載と突き合わせるようにしていました。
学科の勉強をどう組み立てるか
学科の勉強は、必要な総量から逆算して組み立てるのが基本です。
必要な時間は人によりますが、目安を持たないまま始めると途中で息切れします。
必要な勉強時間の考え方は、実際にかかった時間をもとに別の記事で整理しました。
進め方の型そのものについては、学科全体の攻略という形で以前まとめています。
働きながら受ける場合、平日に確保できる時間はどうしても限られます。
限られた時間で回すには、科目ごとの優先順位を先に決めておくことです。
配点の大きい法規と構造から着手すると、総合点が安定しやすくなります。
科目ごとにつまずきやすいところ
法規は、条文を暗記する科目ではなく、必要な条文を素早く引く科目です。
法令集の線引きは引く速さを上げる手段ですが、ここに時間をかけすぎる人が多い部分です。
構造は計算と文章題に分かれ、計算問題は解き方の型がある程度決まっています。
計画と施工は範囲が広いため、過去問の反復がそのまま得点につながります。
何をやったかと同じくらい、何に手を出さなかったかも最終的な結果を分けます。
質問: 5科目のうち、いちばん苦戦したのはどれでしたか。どう立て直しましたか。
T.T: 範囲の広い科目ほど、手を広げるより過去問を回す方が伸びました。苦手な科目は、深追いせず基本の問題を確実に取る方針に切り替えています。
設計製図試験の準備
学科を通過してから10月の設計製図の試験までは、約3ヶ月しかありません。
試験時間は6時間30分で、エスキス・作図・記述をこの中に収める必要があります。
時間配分を決めないまま本番に臨むと、最後の作図の時間が足りなくなります。
製図でも法令集を携行できるため、条文を確認する手段は増えました。
ただし、持ち込めることと試験中に使いこなせることは、まったく別の話です。
学科の段階で法令集に慣れておくと、製図でも無駄な時間を使わずに済みます。
独学で進めるか、講座を使うか
独学と講座のどちらを選ぶかは、確保できる時間と計画を立てられるかで決まります。
独学が成立する条件と、やめた方がいい人の見極め方は別の記事で整理しました。
一級建築士は独学で合格できる?成立する条件とやめた方がいい人
合格までやり切れる人には、勉強法とは別に共通する習慣があります。
製図まで見据えると、添削を受けられる環境があるかどうかが効いてきます。
講座の内容や費用は各社で差があるため、資料を取り寄せて比べるのが確実です。
一級建築士の通信講座おすすめ比較|2年目で受かった私の選び方
質問: 独学の部分と講座に頼った部分を、どう切り分けていましたか。
T.T: 知識の詰め込みは自分で進め、答案の良し悪しを自分では判断できない製図の部分は外の目に頼りました。判断がつかない領域だけを外に任せる考え方です。
まとめ
今回は一級建築士の勉強法について、学科から製図までの全体像を解説しました。
学科は、配点の大きい法規と構造から固めるのが基本になります。
製図は、工程ごとの時間配分を先に決めてから練習を重ねる形が現実的です。
独学か講座かは、確保できる時間と計画力をもとに判断してください。
資格を取った後に仕事や立場がどう変わるのかは、こちらの記事に書いています。
どこから手をつけるか迷っている方は、まず勉強時間の逆算から始めてみてください。
今回の記事は以上です。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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